「踊って、治してあげる──あなたの機能も、心も。」
一つ屋根の下、欲望と好奇心が弾ける昭和の下宿ライフ。
性不能、三角関係、下着泥棒、同性愛…
すべてが混線して、やがて“肉体のリズム”に溶けてゆく。
🎬 あらすじ
スナックのツケに苦しむ貧乏学生・正夫の前に、ある日突如現れた美女・林亜湖。彼女は正夫の借金を肩代わりし、そのまま下宿の新たな同居人となった。
亜湖の登場によって、正夫と友人・達也による“亜湖争奪戦”が始まるが、正夫は風邪で寝込み、さらには性的不能に悩む日々。
そんな彼に、亜湖は“ダンス”による肉体回復法を施し、少しずつ快方へと導いていく。
だが一方、大家の佐竹に身を預ける亜湖、そして正夫は下宿人・三太との同性愛に惹かれていく──。
やがて三太の下着泥棒が発覚し、警察に逮捕されると、下宿の狂騒は静けさを取り戻し、それぞれが自分の人生へと歩き出すのだった。
🎞 作品情報
- 📅 公開年：1978年5月20日
- 🎥 監督：白井伸明
- 🧑🤝🧑 出演：中島葵、橘雪子／島村謙次、浅見小四郎
- 🏢 製作：にっかつロマンポルノ
- 💿 品番：141nkt00668
- ⏱ 上映時間：67分
🐈 黒猫レビュー
🕺性不能の治療が、ダンスだった──この設定に、ロマンポルノの自由さが詰まっている。
物語の軸となるのは、正夫の不能とその“復活”。それがベッドではなくダンスという手段で描かれるのが新鮮。リズムに合わせて肉体が再び熱を帯びていく様は、ポルノというよりリビドーの再構築として観ることもできる。
下宿という狭くて多様な人間関係の舞台も、性愛の入り混じるグルーヴ感を加速させている。
🎭 コメディとエロス、青春と哀しみ──そのすべてが同居する奇妙な一作。
主人公の“不能”や三太の“同性愛”など、タブーを正面から描くわりに、どこかポップで軽妙。それでいて、不思議と胸に残る人間模様がある。
タイトルはエロくても、内容はどこか思春期の群像劇。このアンバランスさこそが、昭和ロマンポルノの味わいなのだ。
💦 抜き要素／フェティッシュ要素
- 性不能×ダンス回復プレイ
- 大家への肉体奉仕
- 下宿内三角関係
- 男同士の関係性
- 下着泥棒フェチ
- 病室での回復エロス
- 同居生活の微エロ日常
🎥 サンプル動画
🧸 使用グッズ紹介
性機能復活ダンス ▶ エロス・リズムトレーナー（昭和エロチカ）
男の色気を引き出す香り ▶ アンダースモーク香水（昭和エロチカ）
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🐾 黒猫のささやき
「踊って、笑って、欲しくなって──
それでも、ここが俺たちの青春だった。」
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