淫絶未亡人(1976)──シャッターの向こうに濡れる、未亡人の孤独と欲情。

淫絶未亡人

“撮ってください──私が濡れる、その瞬間を。”
未亡人・民子のカメラは、他人のSEXを写しながら、やがて己の渇きも露わにしていく。
愛と義務と欲望が交差する家族写真──それは、昭和ロマンポルノが焼きつけた情欲のフィルム。

 

🎬 あらすじ

26歳にして未亡人となった写真屋の女主人・民子。彼女は色気盛んな姑の鈴代と、義弟・公次を養いながら、孤独な夜を過ごしていた。
ある日、“SEXしている姿を記念に撮ってほしい”という客が現れる。シャッターを切る民子の手は震え、彼女自身も濡れていく──。
そんな民子をめぐって2人の男が動き出す。1人は求婚を続ける予備校経営者・山田、もう1人は土地成金の息子・文太。
しかしそこへ、山田の元恋人・まり子が上京してきて、民子宅で住み込みを始める。まり子を狙う義弟・公次、民子に執着する文太、絡み合う想いが招くのは、錯覚と混乱の夜──。

 

🎞 作品情報

  • 📅 公開年:1976年5月15日
  • 🎥 監督:曽根中生
  • 🧑‍🤝‍🧑 出演:珠瑠美、山科ゆり、牧れいか、藤ひろ子/江角英明、杉浦亘、竹村賢三、雪丘恵介、五條博
  • 🏢 製作:にっかつロマンポルノ
  • 💿 品番:141nkt00659
  • ⏱ 上映時間:67分

 

🐈 黒猫レビュー

📸 未亡人という記号に、女のリアルを焼き付ける──。

本作は、未亡人という設定を“湿っぽい悲劇”ではなく、むしろ“渇いた欲情”として描いている点に注目したい。
主人公・民子が他人のSEXを撮影しながら、次第に内なる火照りを露わにしていく構造は、視る者に「抜く」以上の何かを残していく。

🔥 家族という密室で、欲望がリビドーのように循環する。

家族同居というシチュエーションを生かしながら、義弟や姑、元恋人といった人物関係がエロスの温床になる構成は、曽根中生監督ならではの妙味。
民子を巡る男たちの滑稽さと切実さが入り混じる展開は、どこか笑えて、しかし妙にエロい。昭和の“やり場のないエロス”を見事に凝縮した作品だ。

 

💦 抜き要素/フェティッシュ要素

  • 未亡人の性欲暴発
  • 義弟との距離感
  • 他人のSEX撮影プレイ
  • 部屋に忍び込む系シーン
  • スラックス越しの濡れ描写
  • 嫁・姑の女のバトル
  • “撮ることで濡れる”フェチ

 

🎥 サンプル動画

 

🧸 使用グッズ紹介

湿度を帯びたスラックス ▶ 淫湿フェロモンパンツ(昭和エロチカ)
義弟と寝室 ▶ ふたりの密室シーツ(昭和エロチカ)
写真屋の愛用カメラ ▶ フェティッシュ・カメラオブジェ(昭和エロチカ)

▶ 男の哀愁雑貨店『昭和エロチカ』寄ってみる

 

🐾 黒猫のささやき

“シャッターを切るたび、私の身体も濡れていく──
そんな夜が、あってもいいじゃないか。”

 

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❓ いよいよ観たくなってきた?


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